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フィギュアを使った危険予知トレーニング


本ページでは手引書をPDF形式で配布しております。
また、会員様へは改変の可能なパワーポイント形式の資料も用意しております。
是非ご活用ください。

はじめに

全建では、平成20年3月に「中小・中堅建設業者を対象としたリスクマネジメント推進のためのアクションプログラム」を作成し、都道府県協会会員企業にご活用いただくと同時に、このプログラムにより災害防止対策に取り組んでいるところですが、今般、このプログラムの「具体的方策」に基づき「フィギュアを使った危険予知トレーニング」の教育ツールを作成いたしました。

このトレーニングツールを作成する背景には、労働安全に関する作業員教育の冊子や教育用ツール類は数多く出されているものの、ほとんどの教材については講師等が一方的に教育する内容となっていたり、一度学習(訓練)してそれで終わりとなってしまう内容であるという意見がありました。

そこで、繰り返しトレーニングができ、また、リスクKYを指導するものが不足していることから指導者訓練用としても活用ができ、さらに、リスクアセスメントの感性を高めるための訓練にも使用できるツールを企画しました。

ツールの作成に当たっては、特に、建設作業員に対する安全教育は、経験年数の違いなど様々な労働者を対象とするところから、難しい内容よりも「身近でわかり易い」内容の教育が求められていること。また、建設関係の労働災害は、不安全行動による割合が高く、不安全行動を防止することが課題となっていること。これらのことを前提として、訓練を受ける者が参加型で演習をすることで、想像力が高まるような「リスクKY」に利用できるものとしました。

すなわち、危険の洗い出しができる力を身につけてもらえるような訓練用のツール、言い換えると、「もしかしたら危険である」ということをイメージすることができるまでの訓練用のツールとして活用していただきたいと思います。

一般社団法人 全国建設業協会
労働委員長 菅原 三朗
安全問題検討WG委員長 角田 稔

PDF 4,122KB
使用例




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