平成26年豪雪における地域建設企業の活動状況(速報版)


(一般社団法人全国建設業協会調べ 平成26年3月6日現在)

○平成26年2月14日~16日に関東甲信から東北にかけての東日本地域が記録的な豪雪に襲われ、東北や関東甲信の各地では観測史上1位の積雪を記録するとともに、高速道路への積雪や幹線道路への雪崩等による車両の立ち往生、交通の途絶による集落の孤立が発生した。
各地の地域建設企業(建設業協会の会員企業)は、想定外の雪の量に悪戦苦闘しながら、広域交通網の早期復旧や孤立集落の解消に向け、不眠不休で除雪作業を実施。また、豪雪により甚大な被害を受けた山梨県等に対し、新潟・静岡の各県建設業協会が除雪支援を実施。

○一般社団法人全国建設業協会では、宮城・福島・群馬・埼玉・山梨・長野・静岡の7県の建設業協会に会員企業の除雪作業の初動対応状況について調査を実施。また、山梨県等へ会員企業を派遣した新潟・長野・静岡の各県建設業協会の支援状況についても調査を実施した。

各県建設業協会 会員企業の初動対応状況
協 会 宮 城 福 島 群 馬 埼 玉 山 梨 長 野 静 岡
活動期間 3-8日間 15-25日間*1 18日間 5‐12日間 6日間 3日間 8日間
会員企業 173社*2 453社 309社*2 138社 1,148社 1,171社 180社
作業人員 2,397人 12,020人 19,055人 3,707人 9,163人 9,617人 1,899人
除雪車両等 1,116台 7,126台 9917台 1,533台 5,343台 5,356台 850台

※ 協会により会員企業の活動状況が異なるため、活動期間等は統一されていない。これは速報であり、数値等は今後も変わることがある。
*1 2/14~16の前週に発生した大雪から継続して出動しているため、2/18からの活動期間となっている。
*2 数値は1日当たりの実数、無印は延べ数。

観測史上1位となった
主な最深積雪(2/14~16)
仙台市青葉区 70cm
福島県白河市 76cm
群馬県前橋市 73cm
埼玉県秩父市 98cm
山梨県甲府市 114cm
山梨県富士河口湖町 143cm
長野県上田市 152cm
長野県軽井沢町 99cm

(気象庁調べ)

に戻る▲に戻る▲