平成28年度第2次補正予算の閣議決定を受けて
2016/08/24
平成28年8月24日
平成28年度第2次補正予算の閣議決定を受けて
一般社団法人全国建設業協会
会 長 近 藤 晴 貞
本日、閣議決定された平成28年度第2次補正予算において、熊本地震や東日本大震災からの復興や安全・安心、防災対応の強化(国費1兆9,688億円)や21世紀型のインフラ整備などに追加的に予算計上されたことは大いに評価できるものであり、補正予算の編成に当たりご尽力いただいた政府及び与党の関係各位に心から感謝の意を表したい。
本会並びに各都道府県建設業協会では、多くの地域で工事量が減少し、受注の地域間格差・企業間格差が顕在化する中、このままでは災害対応を始めとする地域の守り手としての地域建設企業が疲弊することが危惧されたことから、財政出動を伴う大型の内需拡大策の早期実行を要望してきたところであります。今後は、補正予算が秋の臨時国会で早期に成立し、円滑かつ的確な予算執行が図られるとともに、民間の建設投資も少なく公共事業量の減少も著しい地域への予算の重点的配分がなされることを強くお願いするものであります。
また、今後編成される平成29年度当初予算については、地域建設企業が地域の安全・安心の守り手として継続的にその役割を果たしていくためにも、安定的・継続的な事業量確保が必要なことから、公共事業関係費が本年度当初予算に対し、目に見える形で増額され、編成されることを期待します。
以 上